2022年8月12日

朝と昼と、それぞれに大事な友人と違う温度のコーヒーを飲んだため、3時間前に目が覚めてから全然寝付けない。やろうと思っていたことはあるが予定はないので、不安もない。切ない印象だけが心を占めている。

写真もろくに撮らないのだから、一緒に過ごす間に相手のこともっとまじまじ見ていればよかったと思う。後悔するだけして、次にそうするかといえば絶対しないのだけれど。彼らはあまりにも正しく、誠実で、私は内側に溜め込むばかりで、そのなかから何を返せば喜んでもらえるのかわからないので、鏡の身振りできっちり同じだけ返して、オリジナルなものは何一つ渡せていない。わからなくて、などと殊勝なことを言っているが、じつは自尊心が傷つくのが怖いだけだ。渡したものに相当するものが返ってこなかったら嫌だとか、的外れと思われたら恥ずかしいとか、そういう卑小な話だ。いつまで経っても卑しい自分だ。

自分だけの力で他者との関係をどうこうできると思いすぎているのかもしれない、と思った。何が起こるかわからなくても、わからないまま、ボールを投げ(返し)てみることが今は必要かもしれない。くわえて、時間がかかっても、可能な限り、望みを言語化すること。