2022年8月26日

洗濯機を回すと、3回に1回はそのまま忘れて、翌日もう一度回すことになる。毎日やらねばならないことはそれほど多くない。朝起きること、食事をとること、苗木に水をやること、職場に行くこと、職場から帰ること。着る服がなくなると困るから洗濯をして、汚いままの皿は使えないから洗って乾かす。できものが増えると痛くて嫌だから顔を洗い、ついでに歯を磨く。風呂にも入る。大体こんなところか。今も洗濯槽のなかで湿った布が堆積している、その重みが自分の身体に作用して、ベッドから起き上がれない。

親しい人と会って一緒に飯を食うことでなんとか生きながらえているのに、予定が立て込むと死にそうになり、この矛盾を誰かどうにかしてくれないか。このまま身なりも整えないで24歳に押し出されていくのか。十分心の準備をして、ざぶんと飛び込むようなことをしたい。べつに誕生日でなくても。あ、そう、最近できた友人に「パニックの日、で覚えやすいですよね」と言われて目から鱗であった。23年同じ誕生日を迎えてきたが、初めて気づいた語呂合わせだった。焼き肉の日、よりずっとしっくり来た。